「見守り観音」の案内板を設置しました。 見守り観音 観世音菩薩

見守り観音

永寿院境内、山門を入って左側の大銀杏の木のもとにお祀りされている「見守り観音」に案内板を設置しました。

コンクリート造の祠の側面には、昭和41年に当時の総代さんたちが発起人となって勧請し、檀家の西村門次郎氏が建設人となったことが刻まれています。
鈴は檀家の中島洋子さんが奉納してくださいました。

今回の案内板は、金属加工業をしている檀家の仁藤一夫氏が奉納によるものです。
その内容は以下の通り。観音さまのお力についての解説です。

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法華経『観世音菩薩普門品第二十五』に次のように説かれています。
「大火や大水の難、海中で遭難しそうな時、刀で切られようとする時、その他種々な難に遭う時に『南無観世音菩薩』と一心に称えれば難を逃れることが出来る」
観音さまは、人々の救いを求める声に応じて、直ちに手を差しのべてくださいます。
しかし、その救いの手を素直につかむ事ができる人もいれば、そんなうまい話はないと疑いの心を起こす人も出てきます。
そこで観音さまは、人々の受け止め方によって、千手観音・十一面観音・如意輪観音・馬頭観音など様々な名前と形を変えて私たちの前にお姿を現わされます。
永寿院の『見守観音』もそのような観音さまのお姿の一つとしてお祀りされています。
どうぞごゆっくりお参りください。
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すべての衆生を見守り、多くの人々の祈りが込められている観音さまです。

見守り観音

見守り観音 観世音菩薩

「見守り観音」の案内板を設置しました。見守り観音