伝えるために 聞いたことは忘れる 伝える

伝えるために

聞いたことは忘れる」「見たことは覚える」「やったことは解る」といわれます。
人の話を聞いただけでは、すぐに忘れてしまいます。
本を読んだり、映像で見たことは、比較的覚えています。
体を動かしてやってみて、少しずつ解ってきます。
さらに、解ってきたことを他の人に教えると記憶の定着が高くなるといわれます。
「学んだことを教える」ことでようやく身につくのです。

「聞いて」「見て」「やって」「教えて」こそ、本当の「学ぶ」ということになるのです。
その一連の「学ぶ」行為は、同時に「伝える」行為でもあります。

親方から弟子へと職人の技術が伝わるように、仏の教えも人の営みの中で、ご先祖さまから私たちへと一連の「学ぶ」行為を繰り返して伝わってきたものです。

もうすぐお彼岸です。
今を生きる私たちもしっかりと学び、次の世代に伝えていかなければなりせんね。

伝えるために

聞いたことは忘れる 伝える

伝えるために伝えるために