7期 第6回 池上市民大学体験記 仏教のお話 『花まつりから学ぶ』 花まつり 狩野家

仏教のお話 『花まつりから学ぶ』

4月8日はお釈迦さまのお誕生日です。
今回の1時限目は、「花まつりから学ぶ」というお話を、岡本亮伸先生からお話し頂きました。

私たちの苦しみや悲しみを取り除いて、安らかに導いてくださるお釈迦さまに感謝し、いのちの存在に感謝するのが、花まつりの意味であることを学びました。

講義の詳しい内容は当サイトの「交友録」、岡本先生執筆の「花まつりによせて」をご覧ください。

                                 

7期 第6回 池上市民大学体験記 仏教のお話 『花まつりから学ぶ』 花まつり 狩野家

狩野家と本門寺のお話と霊宝殿特別展「本門寺の狩野派展」

2時限目は、いつも霊宝殿でご説明して下さる安藤先生のお話しです。

今回は江戸時代の本門寺を支えた狩野家のお話です。
今月は霊宝殿にて狩野派の特別展を開催しています。
本門寺は狩野家の菩提寺で、約90基のお墓や記念碑があり、その中の71基が「奥絵師狩野家墓所」という名称で、3月25日に東京都の文化財となりました!!

中世後期から近世を通して日本最大の画派を形成した狩野家は熱心な法華信者です。
千葉県の松戸本土寺(日蓮宗本山)に伝わる「本土寺過去帳」という史料から、絵師狩野家の祖は上総狩野氏だと推察されます。
室町時代には京都妙覚寺(日蓮宗本山)を菩提寺としていましたが、狩野探幽三兄弟が江戸幕府の御用絵師となり、江戸に拠点を移すに伴って池上本門寺を新たな菩提寺に定めました。


○霊宝殿 狩野派展
霊宝殿では引き続き安藤先生のご説明を拝聴し、狩野派展を拝観しました。
特に印象的だったものは、狩野派から破門になった絵師たちの作品が展示されている事で、その中には英一蝶の作品や、河鍋暁斎が書いたであろうという作品も展示されています。
また、奥絵師四家、木挽町狩野家の尚信の漢画では、上を向いている人物がモデルとされた構図が大変難しい絵等、奥絵師狩野派の実力がわかる展示内容となっています。

本日の霊宝殿では、本門寺と狩野派展と、講義に沿った内容で、非常にわかりやすく、身に入るものでした。


7期 第6回 池上市民大学体験記 仏教のお話 『花まつりから学ぶ』 花まつり 狩野家

本門寺春まつりのおしらせ

講義の最後に担任の吉田尚英先生から、4月6日(土)・7日(日)の二日間、本門寺で行われる春まつりのお知らせがありました。
http://honmonji.jp/05topic/05event/event_index.html

池上市民大学生も7日の「おおたの桜ウォーク」のお手伝いをします。
大田観光協会主催のイベントですが、すでに定員を上回るお申し込みをいただいています。
ソメイヨシノは散ってしまいましたが、笹部桜や芝桜を愛でながら境内をご案内します。
http://www.o-2.jp/ota/pdf/201303sakura.pdf

また、4月8日のお釈迦さまのお誕生日には、大切な人にピンクのチューリップを贈ろうという、「いのちをありがとうキャンペーン」を実施しており、チューリップをご購入下さった方に、絵本作家にしまきかやこさん作の「ピンクのチューリップ」というミニ絵本をお配りしています。
http://www.inochi-arigato.jp/about/

6日・7日の両日15時ころから、本門寺「桜広場」イベント会場にて、「ミニ絵本」を拡大した「ビッグ絵本」の読み聞かせを行いますので、是非お越し下さい。

7期 第6回池上市民大学について

花まつり 狩野家

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