7期 第11回 池上市民大学体験記 仏教の話「仏像を観るとわかること」 池上市民大学 仏像

仏教の話「仏像を観るとわかること」

池上市民大学副担任の岡本亮伸先生より、仏像の歴史から、仏像を観る時の心構えについてなど幅広い内容のお話を伺いました。

みなさんは仏像を観る時、どのような位置でご覧になりますか?
岡本先生は、仏像を様々な角度で観て気がついたことがあるそうです。上から見下ろすと怖い顔、また低い位置から見上げても怖い顔・・・正面から観ると、穏やかで柔和なお顔に見えたそうです。

正面は、ふだん私たちが仏さまを拝む位置になります。
本日岡本先生が仏像を持参してくださいましたので、池上市民大学生たちは様々な角度から仏像を拝見しました。すると、確かに光の加減、そして私たちの心持ちで仏さまの表情が変わることがわかります。

ふだんは何気なく正面から仏さまを拝むことが多いので、池上市民大学生たちからは「本当ね」と驚きの声があがっていました。


7期 第11回 池上市民大学体験記 仏教の話「仏像を観るとわかること」 池上市民大学 仏像

環境の話「森の役割〜池上・縄文の森を歩いてみよう〜」

環境省環境カウンセラー小野紀之先生に「環境の話」を伺いました。

「里山」を大切にしようという動きがあります。人の手の入った山や森林、雑木林、小さな公園にもたくさんの生き物が棲んでいます。
自然環境の変化に敏感なのは、人よりも自然界に生きる生物たちです。
危険を察知するのは生き物たちのほうが早いので、生き物たちの日常を見つめ、自然保護と環境破壊の視点を養っていくことが大切だそうです。

これからの季節にぴったりなドングリの話のお話では、食べておいしいドングリのご紹介を教えて頂きました。
池上本門寺や本門寺公園には、たくさんのドングリの木があります。小野先生が食べておいしかったドングリは、スダジイとマテバシイだそうです。マテバシイは殻が固いので虫が入っていることはないそうですが、スダジイは虫が入っていることもあるそうです。

池上は自然と人との関係、また縄文時代からの歴史を感じる貴重な場所です。
縄文時代、海岸線上にそびえる台地であった池上は、山と海の恵みを受けて人が集う場所となりました。やがて人は集落を作り、貯蓄をすることで貧富の差が生まれ、王族が古墳を形成するようになります。
小野先生によりますとドングリの実はまだ青かったそうなので、もう少し季節が進んだら、ドングリ探しと一緒に縄文時代へ思いを馳せて本門寺公園を散策したいですね。


7期 第11回 池上市民大学体験記 仏教の話「仏像を観るとわかること」 池上市民大学 仏像

今月の霊宝殿とお知らせ

今月の霊宝殿は、重要美術品「伊勢・小町塚瓦経」の特集展示についてお伺いしました。

瓦に経文を刻んだ「瓦経」(がきょう)は、後世に教典を伝えるために作られたそうです。
今月は8月15日の終戦記念日に合わせて、「本門寺の戦災・戦後復興」が展示されており、戦前・戦後の池上本門寺の写真を拝見しました。


○次回の池上市民大学は閉講式です。
第7期池上市民大学で、一年間学んだことを受講生が一人ずつ発表する学習発表会があります。
小野先生からは、あまり気負わず、自分らしい発表をしてくださいと励ましの声を頂きました。

○岡本先生の「仏像を観るとわかること」はこちらも合わせてご覧ください
仏像を観ること」→http://www.eijuin.jp/News/view/16/343
仏像を観ること(2)」→http://www.eijuin.jp/News/view/16/346



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7期 第11回 池上市民大学体験記仏教の話「仏像を観るとわかること」