無人駅の思い出 無人の「十日市場」駅 無人駅 改札

無人の「十日市場」駅

山梨県の富士急行線「十日市場」駅をよく利用しておりました。
十日市場駅は、無人駅です。切符売り場もなく、改札もありません。

観光でまず利用することのない駅だと思います。
小さな待ち合い小屋には、時々古びたぺしゃんこの座布団が敷かれていました。

写真は柴又駅にて。6月に「仏教ひとまわりツアー」に参加した時に撮影したものです。
(第11回仏教ひとまわりツアーのようす→http://www.eijuin.jp/News/view/9/298)
お客さんたちに素通りされて寂しそうな改札口を見て、小さな「十日市場」駅のことを思い出しました!


無人駅の思い出 無人の「十日市場」駅 無人駅 改札

切符売り場もない

機械が導入されて無人となった駅ではなく、最初から無人だった十日市場駅。
どうやって切符を買うのかといいますと、電車に乗ったあとに車掌さんが車内を回ってきますので、行き先を告げてその場で切符を切ってもらいます。

十日市場駅はあまり利用者がいませんので、たいてい1駅の間に切符を切ってもらうことができます。


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無人駅が好きな理由

一番心に残っている無人駅の思い出は、降車の時です。

改札がないので、電車が駅に到着しますと、後方から車掌さんが切符を集めるために外へ出てきます。車掌さんが走り回って切符を回収しますが、たまに外へ出るタイミングが遅れる車掌さんもいるのです。

そうしますと、降車したお客さんたちが車掌さんに切符を渡すために、みんな揃って後方へ駆け出します。あたふたとお辞儀をしながら、車掌さんはお客さんから切符を受け取ります。

こんな光景が、とても懐かしく、心に残っています。


無人駅の思い出

無人駅 改札

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