お経を読む理由 お経 仏さま

お経を読む理由

仏さまのお姿を仏像として表現しようとしたとき、形にすることができない唯一のものは「お声」だといわれます。
そこで、お釈迦さまが伝えられた御教えを書き記されたお経を、仏さまに代わって私たちが声に出して読むことにより、仏像にお心とお声が備わるのだと考えます。
私たちの声は仏さまのお声となって、私たち自身にも、生きとし生けるものすべてに、そして亡き方へも、御教えを説いてくださることになると考えます。

お経はわかりにくいとよくいわれます。「漢字のかたまりで意味がわからない」「段落の切れ目がないのでつながりがわからない」「仏教の基本的なことを理解していないとわからない」等々、聞いているだけでありがたいとは思えない方もあるのではないでしょうか。
仏さまが我々に語りかけてくださっているお声を聞くことができれば、日々の糧となり安心して暮らしていく力がわいてくることでしょう。
新しい年、お経について学び、仏さまのお声を聴くためにお寺に足を運んでみませんか。

そっと後押し今日の説法

お経 仏さま

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