思わず合掌した瞬間 合掌の物語 形だけの合掌

思わず合掌した瞬間

思わず合掌してしまった瞬間を思い直してみると「形だけの合掌」が多いことに気づきます。

人にあいさつするとき、片手をあげて「オッス」とすることはありませんか? 
実はあの形は、本来両手を合わせる合掌を、まさに手抜きをして片手だけをあげた形ではないかと思うのです。

食事のとき毎回合掌する習慣がある人でも、一人で外食するとき人目を意識して省略してしまうことはありませんか。

宝くじが当たりますようにと神さまに願い事をするとき、欲望丸出しの合掌になっていませんか?

悲しくてどうにもならないとき、大災害などいのちの現場では、誰もが心の底から合掌すると思います。

者の中に仏さまを見出し、仏さまによって生かされている「いのち」に手を合わせる。それが合掌の基本だと思います。

日蓮宗では合掌を暮らしの中に根付かせることを今年度のテーマにしています。
日常生活の中で思わず合掌してしまったエピソードや、合掌の姿の写真を募集中です。
ご自身の合掌の体験を文字にしてみると新たな発見があると思います。
思わず手を合わせている自分に気づいたとき、それはどんな合掌なのか振り返ってみてください。

※詳しくは日蓮宗東京都南部宗務所「合掌の物語」のホームページをご覧ください。
http://www.tokyonanbushumusho.com/events/gashoepisode/index.php

合掌の物語

合掌の物語 形だけの合掌

思わず合掌した瞬間思わず合掌した瞬間