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ツクシ誰の子 スギナの子
スギナは地中縦横無尽に根を伸ばす繁殖力が非常に強い植物です。
丈は10~15センチほどですが、杉の木の形に似ているので「スギナ」といわれるそうです。
春先に芽を出すツクシは、スギナの胞子を放出する胞子茎と呼ばれるものです。
「ツクシ誰の子、スギナの子」といわれ、スギナにくっついて出てくることから「付く子」転じて「ツクシ」になったという説もあります。
筆に似たツクシは「土筆」いう文字を当てられ、食用にもなり、愛らしいイメージがありますが、スギナは根が深いことから「地獄草」の別名を持っています。
ツクシが胞子を撒いて2か月ほどは根の生育が緩やかなので、その時期がスギナ駆除の最大のチャンスです。
その地獄の恐ろしさを知らず駆除のチャンスを逸し、万両塚の外堀南側一面にスギナが繁殖しています。
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