仏飯を食む 仏飯 食

仏飯を食む

みなさんは、ちゃんと朝ごはんをべていますか?
お寺では、朝のおつとめをして、仏さまにお膳を差し上げてからでないと、朝をいただきません。
仏飯む』(ぶっぱんをはむ)という言葉があります。
仏さまからお事を分けていただくということであり、仏さまのいのちを分けていただくことにもつながります。
仏さまとともに事をしながら、いただいたいのちを精いっぱい輝かせなければという気持ちになります。

この毎日の朝のように、「まず仏さまに」という習慣が自然と身についてくると、いろいろな場面で自分は後回しにして「まず人のために」という気持ちになれます。
そうなると次に、周りの人が「まずあなたのために」と考えてくれていることを感じられると思います。
それが、あなたと周りの人たちを輝かせることになると思うのです。

あわただしい朝のひとときかと思いますが、お仏壇があるお宅では、「まず仏さまに」。
お仏壇がないお宅も、心の中で「まず仏さまに」と念じてから朝をお取りいただいて、輝く一日をお過ごしください。


仏飯を食む

仏飯 食

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