七十二候で季節を感じる 五十五候 二十四節気と七十二候 さざんか 七十二候

二十四節気と七十二候

二十四節気で11月7日は立冬。旧暦では九月二十四日。
立冬から節分までを「冬」と定義します。
この日から冬至まで、さらに日が短くなっていき、木々の紅葉がすすみ、朝晩の寒さも増してきます。
七十二候では
第五十五候・・・さざんか咲く。
山茶花(さざんか)はもともとは中国名でサンカサと呼ばれていたそうですが、訛ってサザンカとなったとも言われています。「さざんかさざんか咲いた道♪」・・・秋の名曲「たきび」にもあるように垣根として植えられていることも多い木です。
椿(つばき)との区別がつきにくい山茶花(さざんか)の特徴は、花弁が一枚ごとに、はらはら散るところなのだそう。椿は花ごとポトリと落ちるのです。また、山茶花の葉にはギザギザがあるのも特徴です。
秋は散歩にも最高の季節。白やピンクの山茶花(さざんか)を、散歩しながら探してみてはいかがでしょう。

「立冬」は秋の最盛期

冬の始まりを告げる立冬ですが、実は、秋真っ盛りのとき。
秋の三夕は「秋の夕ぐれ」を代表する名句です。

心なき 身にもあわれは知られけり 鴨たつ沢の秋の夕ぐれ  西行

さびしさは その色としもなかりけり 槇たつ山の秋の夕ぐれ  寂蓮

見渡せば 花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕ぐれ  定家

心理学的にも、秋になるとなんとなく物悲しさを感じるのだと聞きます。
そんな哀愁漂う歌も、秋ならではなのですね。
それにしても秋の夕ぐれは絵になるのは確か。
空気も澄んで、星も月も、より美しく見えてきます。
昼間は温かい太陽の恩恵を受けられますが、日が暮れるあたりから少しづつ肌寒い風が吹き始めています。風邪などひかぬ様、ご用心ください。


七十二候で季節を感じる~立冬

さざんか 七十二候

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